貴族手術 猫手術(鼻翼鼻柱基部増高術)
術式説明
何かの形を変えることよりも、バランスをとって自然な立体的なお顔立ちにする術式です。
中顔面の陥没感を解消し、法令線を目立たなくさせ、口元の突出感も改善します。
高い鼻を作っても、顔全体の立体感のバランスをとることによって目立たず馴染ませることもできます。
デメリット
単体でこの術式を行った場合、鼻先の高さがあまり変わらず鼻が埋もれ低く見える事があります。また鼻翼が下から押し上げられることにより小鼻の丸さが強調される事があります。ズレ、口腔内からの異物感、一時的な笑いにくさ上口唇の動かしにくさなど。
材料
自家組織(軟骨、軟部組織)、シリコン、ゴアテックス
手術概要・アフターケア
- 麻酔
- 全身麻酔
- 手術時間
- 約2時間
- 通院
- 翌日、(必要に応じて2日目)、
1週間(抜糸)、1ヶ月、3ヶ月、(半年) - ダウンタイム
- 約2週間
違和感は4ヶ月続くことがあります
(完成は4~6ヶ月) - シャワー
- 翌日から可能です(ぬるめの温度設定で)
肋軟骨を使用した場合には通常3、4日後から - メイク
- 鼻以外は翌日から可
- ギプス固定
- 無し
- ドレーン(血抜きの管)
- 無し
- 洗顔
- 可能です
- 洗髪
- 可能です
料金
- 鼻翼基部オーダープロテーゼ挿入(貴族手術)
- ¥440,000
- 鼻翼基部軟骨移植(貴族手術)
- ¥495,000
鼻の整形手術に使用する材料
(自家組織)
耳介軟骨
耳の後ろを切るため、ほとんど傷が目立ちません。
体へのご負担が比較的少ない採取部位となります。
デメリット
採取量が限られます。やわらかい軟骨な為、大きな変化量の場合は後戻りの原因となります。採取の仕方によっては耳の変形やイヤホンが使用しにくくなるなどのケースが見受けられますが、当院では変形などに対しての予防もしっかりと行います。
鼻中隔軟骨
鼻の中の板状の軟骨を一部採取します。鼻の手術中に採取できる利点があります。
デメリット
鼻の強度が弱いケースでは強度を更に弱め術後の変形をきたす場合があります。当院では条件が整った時のみ鼻中隔軟骨の採取を行います。
肋軟骨
右胸の1~2cmほどの傷から採取します。(海外の世界的権威の医師からも驚かれる当院の技術力です)女性の場合には乳房下線(IMFバージスライン)に沿った傷で目立ちにくい場所を選択します。大きな軟骨の採取が可能です。将来的な運動等への影響はほとんどありません。
デメリット
胸の瘢痕、術後の痛み、気胸のリスク。
オープン法かクローズ法か
オープン法
鼻の様々な操作が可能です。大きな変化や細かな調整などができる為、世界的にも鼻整形を多くしているドクターのスタンダードです。また修正手術ではリスクを最小限に抑えることができることよりオープン法を選択することが多いです。
デメリット
鼻柱の傷跡(約半年でかなり目立ちにくくなります)
クローズ法
鼻の穴の中だけで手術を行います。見えるところに傷ができないことがメリットです。
クローズ法でできる手術はできるだけこちらをオススメします。
デメリット
元々鼻が小さいアジア人の場合では手術内容に制限があります。傷はできませんが内部の剥離範囲などが広くなります。修正手術の際は瘢痕組織の扱いがケースごとに変化するため様々なリスクが高くなります。
鼻の手術の主なリスク
感染
松本院長の過去の成績では大きなものは0.5%未満、投薬や簡単な処置を行った小さなもので約1%です。(これは一般的に鼻整形で言われる2~3%よりもはるかに低い確率です)
曲がり、左右差
松本院長の過去の成績では1%未満です。骨格のズレや元々の左右差により限界があります。
傷跡、陥凹、肥厚
皮膚や粘膜を切開し、内部組織を触る以上瘢痕拘縮は生じます。半年~1年でかなり落ち着き目立たなくなりますが、傷が完全に消えることはありません。
壊死
喫煙(電子タバコ含む)は血流を悪化させ皮膚壊死を起こすリスクが高くなります。術前後の禁煙をお守り頂けない場合は手術をお断りし、喫煙に伴うトラブルには一切の責任を持てません。通常は稀ですが、修正手術では若干そのリスクが上がります。
薬剤アレルギー、麻酔トラブル
薬剤によるアレルギーはどんな方でも生じるリスクがあります。気道確保のため術後のどの痛みを生じることがあります。歯のグラつき、欠け、抜歯が生じるリスクがあります。麻酔(局所、静脈、全身、その他)は非常に稀でありますが死亡を含む重篤な合併症(梗塞、血栓症、換気障害、低酸素、悪性高熱)を引き起こすリスクがあります。
持病の増悪
これまでの病気や内服薬を全てお教えいただいております。現在治療中の病気がある場合には主治医の許可が必要となることがあります。申告が無かった場合のトラブルには一切の責任を持てません。
※その他予期せぬ合併症が起こる可能性がございます。