口角挙上(全層法、内側法)
術式説明
口角挙上(全層法、内側法)*傷が見えない口角挙上
当院では韓国でよく行われている術式に改良を加えた独自の方法で口元の美しさを作ります。
口角を切開し、内部の筋肉を吊り上げます。傷が口腔内に隠れるように縫合を行います。
通常の口角挙上では傷が外に見えて、どうしても不自然な唇の境界線となります。当院の術式では唇の自然なカーブ(ホワイトロール)を残して、あくまで自然な美しさを引き出します。
口唇の部分縮小や脂肪注入、ヒアルロン酸注射などと組み合わせることでM字リップなどのご希望の形をデザインすることも可能です。
手術概要・アフターケア
- 麻酔
- 静脈麻酔、全身麻酔
- 手術時間
- 約1時間
- 通院
- 1週間(抜糸)、
2週間(必要に応じてコーナー抜糸)、
1ヶ月、3ヶ月 - ダウンタイム
- 約1週間(完成は4~6ヶ月)
- シャワー
- 当日から首下シャワー可
(ぬるめの温度設定で) - メイク
- 傷以外は翌日から可
- 固定
- 無し
- 洗顔
- 翌日から可
- 洗髪
- 当日から可
料金
- 口角挙上術(皮膚側外側法)
- ¥330,000
- 口角挙上術(全層内側法)
- ¥385,000
口角挙上(全層法)の主なリスク
口角の動きにくさ
大きな変化をご希望された際に、1~3ヶ月口角の動きにくさを感じることがあります。ほとんどの場合2、3ヶ月以降で改善します。
感染
極めて低い確率ですが生じることがあります。
知覚異常
頻度は低いですが術後一定期間、傷周囲の知覚鈍麻が生じることがあります。ほとんどの場合数か月で改善します。
出血、血腫
術後の内出血が溜まることで生じることがありますが、ほとんどの場合自然に吸収されます。
左右差
元々のタルミの状態や骨格、筋肉の強さや表情の癖などによっても生じることがあります。
傷跡、陥凹、肥厚、創離開
皮膚や粘膜を切開し、内部組織を触る以上瘢痕拘縮は生じます。半年~1年で落ち着きます。術後1~2週間、無理な力が掛かったりすることで傷が開くリスクがあります。
薬剤アレルギー、麻酔トラブル
薬剤によるアレルギーはどんな方でも生じるリスクがあります。気道確保のため術後のどの痛みを生じることがあります。歯のグラつき、欠け、抜歯が生じるリスクがあります。麻酔(局所、静脈、全身、その他)は非常に稀でありますが死亡を含む重篤な合併症(梗塞、血栓症、換気障害、低酸素、悪性高熱)を引き起こすリスクがあります。
持病の増悪
これまでの病気や内服薬を全てお教えいただいております。現在治療中の病気がある場合には主治医の許可(診断書・診療情報提供書など)が必要となることがあります。申告が無かった場合のトラブルには当院は一切の責任を持てません。
※その他予期せぬ合併症が起こる可能性がございます。