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2025.05.29
「なんとなく疲れて見える」「不機嫌そうと言われることが増えた」――そんなお悩みを抱える方の多くが、実は“目元”に原因を抱えています。目は「顔の中で最も印象を左右するパーツ」と言われており、加齢による変化がもっとも現れやすい場所でもあります。
目元は皮膚が非常に薄く、乾燥や筋肉の動き、血流などの影響を受けやすい部位です。そのため、30代頃から「しわ」「たるみ」「くま」「目の下のふくらみ」など、さまざまなサインが現れ始めます。特に上まぶたの皮膚が下がる“眼瞼下垂”や、下まぶたに現れる脂肪のふくらみ(いわゆる“目袋”)は、表情そのものを暗く見せ、年齢以上の印象を与えてしまうことも少なくありません。
また、目の下のくまや凹みも“老け見え”の大きな要因です。青クマは血流の悪化、茶クマは色素沈着、黒クマは骨格や脂肪の位置により陰影を生じることで形成されます。それぞれ原因が異なるため、適切なアプローチが求められます。
こうした目元の変化は、スキンケアだけでは改善が難しいケースも多く見られます。医療的なアプローチを検討することが、若々しく明るい印象を取り戻すための近道となります。
例えばヒアルロン酸注入による窪みの改善、ボトックス注射で皺の除去、高密度焦点式超音波治療法(HIFE)での脂肪組織の引き締めといった切らない施術。
あるいは埋没法や全切開法による二重形成や、眉下・瞼縁での皮膚切除、脱脂・脂肪注入・眼窩脂肪の移動によるクマ取りなどの外科的手術まで、選択肢は多岐にわたります。
自分の目元の変化に「気づいたとき」こそがケアの始めどきです。加齢をネガティブに捉えるのではなく、自然な若返りのための第一歩として、ぜひ目元の治療を考えてみてください。
一緒にお悩みを解決していけるようクラスクリニックで是非お待ちしております。
執筆者
医師野尻 岳
日本形成外科学会認定専門医
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