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2025.05.21
前回、〝前額リフト〟の適応(その人に合った手術かどうか)について書きましたが、今回はその続きです。
オデコ(前額)のたるみを取る手術です。
フェイスラインのたるみを取るフェイスリフト手術のオデコ版と考えると分かりやすいかもしれませんね。
クラスクリニックが選ばれる理由は、独自の切開方法にあります。
長年の経験から考案された方法は、産毛や髪の毛の毛根を残す特殊な切開法で、将来的に傷がより目立ちにくいものです。
ただし通常よりも切開だけでなく縫合にも時間がかかるため、1日に何件も手術を行うようなクリニックでは難しいものです。
生え際、もしくは毛髪内を切って皮膚のたるみを切除します。
ただし、皮膚だけを取るのではすぐに皮膚は伸びて効果が無くなってしまいます。
そこでオデコ全体を剥離し、骨や骨膜といった動かない組織に釣り上げて固定することで後戻りを予防します。
また筋肉(皺眉筋(コルゲーター)、鼻根筋)を処理することで眉間や鼻根部の皺が入りにくくなるなどの効果も得られます、ただし、これらの筋肉処理は傷から遠いところにあり、血管や神経と隣接しているため、形成外科専門医など知識と経験が豊富な医師が行うことが良いでしょう。
切開の場所は簡単に分類すると
オデコの皮膚のたるみを取るのに一般的な方法です。伸びてしまったオデコの皮膚を切り取るため、効果も実感しやすいですし、筋肉などの内部処理など行いやすい方法です。デメリットは傷跡。髪型などによっては術後数カ月、赤みが出るなどの傷跡が目立ちますが、徐々に色はうすくなります。
クラスクリニックでは細かな角度をつけたジグザク切開で1本1本の毛根を避けて切開する独自の特殊な切開法で行います。更に縫合時にはそのジグザグの山と谷を一つ一つ合わせるように縫うという、技術と時間を要す方法を取っています。そのため将来的には生え際の産毛が生えることでより目立ちにくくなります。
髪の毛の中を切開します。オデコを狭くしたしたくない方、オデコを広げたい方によい方法です。デメリットはこちらも傷跡で、特に髪を分けた時などに目立つ場合があります。内部処理は生え際切開と同様に行えます。
小さな傷のみでできる方法です。ただし皮膚を切り取ることができないため、余った皮膚は毛髪内にコブのように盛り上がります。またたるみで伸びてしまった皮膚の面積は変えることができないため、後戻りは一番起こりやすい方法となります。
手術としては決して軽い手術ではありません。
しかし、前額リフトでないと得られない結果があるのもまた事実。
目が重い、額の横シワが気になる、眉毛を釣り上げる癖がある…
そのような症状が気になる方は、是非前額リフトをアンチエイジング手術の選択肢の一つとしてクラスクリニックにご相談下さい。
執筆者
院長松本 茂
日本形成外科学会認定専門医 日本美容外科学会(JSAPS)認定専門医
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